風''s・風のたよりオンライン版


 風''sでは、毎月「風のたより」をお配りしています。ここでは、それを掲載しています。
1999/1/20 No.17

1997年1月  17号
「風”sのたより」も17号になりました。東区のウィルあいち(愛知県女性総合セ ンター)に、フェア・トレード(注1)の店「風”s(ふ〜ず)」をオープンして3 年目も半年たちました。ここ数年の世の動きはとても早く、どんどん変わっていくよ うに感じます。
 A4サイズ1枚から始まった「風”sのたより」も、B5サイズ12ページ程にな りました。お伝えしたいこと、聞いて頂きたいことなどいっぱいあれど、時は日々歩 いて来ては去って行きます。「今日こそ書く。」とワープロを打ち始め、発送を含め 一週間程かかって完了します。その間、他の仕事は滞り、「要整理」のふろしき包み がいくつもできるという繰り返しです。

 でも、同時に楽しい仕事です。私の分身ができるようなものです。私の軌跡でもあ り、それを皆さんに読んで頂けることに感謝します。そして、いろいろな情報を頂き 、いろいろな邂逅があることに感謝します。それらを、より多くの人と共有したいと 願っています。

 思いはメッセージしなければ、届かない。いつ心に届くか、響いてもらえるかは人 によって違うと思うけれど、いつか届けばいい。いつか響く時があるかもしれない。 そしてその人がまた、その人のメッセージを出していく......。「風”s」が風の交 差点になればいいなと願っています。

注1)フェア・トレードとは、発展途上国の人たちがつくった有機食品や手工芸品を 、公正な価格で取引し仕事創りから技術援助まで、彼らの自立をサポートすることを 目的とした、今までの貿易と対極をなす貿易です。

今年もどうぞよろしく
      お願い申しあげます。

■1999・1・1に
 一万年前、住処を求めベーリング陸橋を渡った人たちの一万年の口承の話を「聞く 」(読む)機会を、この1998年と1999年の境目に得ました。その本は、『ネイティヴ ・アメリカンの口承史 一万年の旅路』(翔泳社刊)です。
 『20世紀末というこの正念場に、無数の祖先たちが見えない手をさしのべてくれ るとは考えられないだろうか? いや、励ましは過去だけでなく未来からも届いてい るかもしれない。本書の物語からは、遠い過去と遥かな未来を結ぶ人類の集合的な祈 りがたちのぼるようだ。思い出せ、心にとどめよ、われわれがどんなに苦難を生きの び、何を学んできたかを。秘められてきた本当の歴史から、こんどの危うい橋をわた りきる勇気と智恵と力を汲み取ってほしい、と...。』

             訳者(星川淳)あとがきより
   目次
  2頁 憧れの屋久島へ
  3頁 国際湿地シンポジウム’98藤前
     生ゴミは大地の宝!
  4頁 ハンガーバンケットに参加して
  5頁 フェア・トレードってな〜に?第4回
  6頁 バレンタインデーに寄せて
  7頁リアル・バレンタイン・コンサート
  8頁 ボリビアからカント・スール来名
  9頁 ライフシードキャンペーン
     in名古屋 大谷ゆみこ公開講座
  10・11頁 GAIAの会のお知らせ
  12頁 気になる風の情報、他

■憧れの屋久島へ
 昨年夏、屋久島から突然舞い込んだ「海や川でのスノーケリング(注2)を通じて 、より大きな自然と深くつながる’感じる’ことをたいせつにした体験型プログラム 」の案内。屋久島! 海に潜れる! しかも泳げない人のための! 
 パートナーに聞く。「行きたい!」と「いいよ。」これです、私の幸せは。友もま わりの皆が言う。「大事にしなさいよ。そんな夫はいないよ。」って。
 そして実現した、店オープン以来初めての私の休暇(といっても、帰りは大分県で 仕事をして来ました)。この体験型プログラムの企画は9月に順延になりましたが、 私は当初の予定だった7月下旬に出かけました。
(注2)水中メガネに管をくわえ、足ひれをつけて潜る

■星川加代子・淳夫妻に会う
 このプログラムの企画者の星川加代子さんに初めてお会いするのに「友達として」 と言って、一日スノーケリングの手ほどきをして下さいました。その彼女を送り迎え した方がパートナーの星川淳さんでした。
 彼が作家であることも何も知らない私でした。彼女から聞いて知った次第です。帰 宅後、夫の本棚にもちゃ〜んとありました。「星川淳著『ベーリンジアの記憶』(幻 冬社文庫)」が。

 屋久島にいる間、彼の本を買って3冊読み、年末に表紙ページに書いた『一万年の 旅路』にたどりつきました。一万年前の人々に「現代にないもの」があり、「現代に あるもの」がない。つまり、生活そのもの、生きるためそのものの人々の生き方のな かに、きびしい状況ながら冗談も飛び交う豊かさなど、静かに深く惹かれる内容が多 くあります。

 表現も、白髪の人のことを「雪の冠」といったり、冬のことを「長い寒さ」「大い なる寒さ」、他に「季節の丸い踊り」・・など、いくつもいくつも楽しく暖かい表現 が現れる。人の名も「智恵の女」「かがむ女」・・、といろいろ表現され、イルカは 「大いなる泳ぎ手たち」とあります。

■残さない文化 
『ネイティブのアメリカンの旅で目を開かされたことの一つは、”残さない文化”の 価値だった。われわれはこれまで、ピラミッドやタージマハール、法隆寺といった壮 大華麗な遺産ばかりに目を奪われ、足跡さえ残さず生き続けた民族や文化を無視・軽 視・蔑視する傾向があった。
 しかし世界各地には、何千年・何万年に渡ってほとんど手つかずの自然環境を残す ことに心を砕いてきた人々がいる。そのかわり彼らが誇るのは、そうした意図的選択 のもとに生命ある地球と末長く共存していく智恵であり、理解であり、学びなのだ。 . ・・・その意味での「歩く民」の物語は”残さない文化”のもっとも洗練された 遺産の一つといえるかもしれない。』とも星川淳さんはあとがきで述べています。

 屋久島への旅は、1999年に私を一万年前の旅へと導いてくれました。

■静かな年明けの店(ひまということ)
 こんな余韻の年明け、店の仕事は、静かに始まりました。
昨年1998年のこと・・・

■1998・12・6(日)
国際湿地シンポジウム’98藤前
吹上ホール 主催・日本湿地ネットワーク講演・梅原猛「干潟と日本文化」

 哲学者で有名な人がなぜ、干潟?と思いながらの参加。ふつうの温和なおじいさん という感じで登場。哲学者風ではなかった。話す顔の表情がとても面白い。一番前で 聞いていたのでよく見えたのかもしれないが、印象的だった。とくに「むつごろう」 の話になった時のその顔に、むつごろうになりきろうとしているその純粋さが、追求 する心がある人、既成概念にとらわれることなく想像し追求していく人であることを 見ることができた。

■「むつごろう」の話とは......
 氏が干潟に関わったのは、97年4月ペンクラブの会長になり、クラブが諌早湾干 拓潮受け堤防の閉め切りに抗議する声明を発表したことに始まる。視察に出かけた時 の話、
 「一瞬、私は自分の目を疑った。累々たる貝の死骸が、三千ヘクタール以上という 東京でいえば山手線の内側の約半分にあたる見渡す限りの広い地域に横たわっている のである。」(98.7.1の朝日新聞夕刊から)

 堤防締め切り一年を経た干潟を歩いていて、ずぼっと足をとられ、その足を抜いた 跡からムツゴロウが顔を出した! 同行した「干潟を守る会」の会長に「ムツゴロウ だ!」と言っても、最初は「ここにはもうムツゴロウはいるはずはない。」と信用さ れなかった。けれど確かにそれはムツゴロウで、そのあとすぐ息がきれた。
 梅原さんは、顔をムツゴロウのようにして語った。「ムツゴロウは私に無念を言い たかったのだよ」と。そして「私は、その無念を晴らすために小説を書こうと思って いるが、まだムツゴロウがわたしに乗り移ってこない。」とも。
 新春、NHKのラジオ対談でも小説の話は出ていて、どうも『わが輩はムツゴロウ である』という題になるようすです。

(再び98.7.1の朝日新聞の夕刊から)
「諌早湾を、長崎の原爆の跡とともに戦中及び戦後の暴挙の跡としての死のモニュメ ントにしたらどうだろう。そしてできるだけ早く水門を開き、生きとし生きるものが 必死に生を取り戻すのを観察する生の観光地に変えたらどうだであろう。諌早湾を 世にも珍しい死と生の観光地とすれば、この希代の暴挙も意味をもち、農水省も多少 面目を保つことができるかもしれない。」

 生ゴミは大地の宝! 
ゴミ問題を考えるあなたへ.....

■生ゴミをベランダで堆肥に!
 名古屋における、世界注目の藤前干潟のゴミ埋めたて問題を思うに、日々の生活を いかに「資源の循環をイメージ」して暮らすかを、問うてみなければ始まらない。  家庭から出るゴミの40%は生ゴミ。また、焼却炉の温度を下げてしまう生ゴミは 不完全燃焼による有害な煙を出しやすくしてしまうといわれています。
 まずは生ごみをベランダで堆肥に変えてみよう! 特別な容器もいらず、真夏でも 臭くありません。我が家では昨年の3月からやっています。琵琶湖の湖底土からリサ イクルされた「バイオテクニカ」という光合成菌の働きにより堆肥に変える方法です。

■太陽が好き! 臭くならない!
 以前に実行していた、嫌気性菌を使った密閉容器式方法は、我が家では夏は臭くな り、子どもからよくおこられ、うまくいきませんでした。でも「バイオテクニカ」を 直接、生ゴミにまぶし、土をかぶせて、太陽が当たるようにすると、早く堆肥になり ます。不思議なことに、生ゴミ分と同量の土にはならず、土がすぐにあふれることは ないのです。
 今年は、この堆肥を使って借りている家庭菜園で、雑穀や、野菜をつくりたいと考 えています。

 皆さんにも一度是非使って試して頂きたいと思っています。コーヒー一杯分の値段 で、4人家族で半月ぐらいはOKです。ウィルあいち1Fの風”sにて扱っています。

■生ゴミが土に! なぜ?の体験を!
 学校給食の残飯にも利用して、子どもたちの環境教育にも役だてて下さい。・・・ と言葉でいうとこんなところですが、「生ゴミが土にかわる!」「なぜ?」この不思 議さは、大人の私だって不思議だと思う。
 いのちの連鎖を知る大切な日常における体験です。目に見えない菌の働きは、人間 も地球上のすべてのいのちのなかの一つだということを知ることになるでしょう。  未来を背負う子ども達に体感してもらうチャンス・・・、家庭でも是非どうぞ!

 土井ゆきこの有言実行宣言
1、生ゴミを堆肥にします。
2、手提げ袋、箸・コップ、水筒も持ち、自販機の缶の利用は避けます。
3、裏紙を利用し、両面使用は回収にまわします。
4、リサイクル100%の用紙を使います。

 3回ぐらいの失敗は良しとして、3ヶ月できたら、3ヶ月毎に一つづつ追加して生 活習慣化する。

■1999年1月10日
ハンガーバンケットに参加して 
名古屋YMCA 70名程参加
 ハンガーバンケットは、イギリスで飢餓救済から生まれました。当日は朝食抜きが 条件でした。家族で参加の人もいて、小学生から大人まで幅広い参加がありました。  70人のうち8人が第一世界、15人が第二世界、あとの人が第三世界に分かれま した。これはくじで決めます。誰も自分で生まれる世界は選べないのです。

■第一・二・三の世界にわかれて......
 さて部屋の真ん中にテーブルがあり、クロスもかけてあり、ご馳走があります。給 仕の人がビールを、ワインをと勧めてくれます。これが第一世界の人のテーブルです 。第二世界の人は椅子があるだけで、ご飯とスープのおかわりはあるけれど二品だけ 。第三世界の人は、椅子も食器も無し。床に座り、一皿にもられたご飯と水のみ。で もわいわいと楽しくやっていました。
私は、大多数の第三世界の人になるつもりで出席したけれど、なんと第一世界。嬉し いというより、まわりの第三世界の人の様子がわかるので、後ろめたさを感じました 。それで、各々が皿に取ったら第三世界の人にご馳走を回そうと提案。ちょっぴり遠 慮して取りました。

  ■うしろめたい世界、うらやましい世界
 第一世界の人が「施し」にきたら、我先に と、ちょっとけん制ムードになったという第三世界。援助のむつかしさです。
 目先のことでなく、根本的なことに、目をむけないと・・・という意見もでた。ま た、高い位置から差し出す第一世界の人かに、第三世界の人は卑屈感を味わったとも 言っていました。

 11時半開始で、昼食のあと4つのワークショップに分かれ、夕方の5時近くに解 散。皆さん、よく休みを一日使って参加と感心しました。この疑似体験は、体が覚え ていると思います。皆さんも機会があれば、是非積極的に参加してみて下さい!

 第2回リアル・バレンタイン・コンサート&ワークショップ「チョコレートの来た道」
with Chocolate by Fair Trade
99.2.13(土)
PM1時半〜3時半
「世界のみんながHAPPYになるといいな」と思う
フォルクローレ・コンサート&ワークショップ「チョコレートの来た道」のゲームを通じて 南北問題を感じて下さい。 フェア・トレードチョコの材料のふるさとのお話もしましょう。

カカオのふるさとボリビアの風の音楽
サンポーニャ・ケーナ・ボンボ...
が奏でるアンデスの風
ワンフロアーで気楽なサロン

子どもも、大人も、おひとりでも、お二人でも、どなたでも どうぞ
聞く人も、演奏する人も、企画する人も、みんながHAPPYになる こころのオアシスコンサートになったらと 願っています
友情出演 クラカ(裏面に紹介)
  ★会場  ウィルあいち 2F 音楽スタジオ
        名古屋市東区上竪杉町1(地下鉄名城線市役所1番出口)
   ★定員  40名(要申し込み)
   ★会費  2000円(チョコのお土産付)小学生以下無料(親子で)
       当日+500円 〒振替口座 00840-8-25838 GAIAの会
★問合せ・申し込み GAIAの会
 連絡先  ウィルあいち1F ショップ風”s(ふ〜ず)
                052-962-2638 リアル・バレンタインコンサート企画への思い          1999.1

 一見したところ、お互いに何の関係もないような世界各地の人々の生活が、相互に 深くかかわりあっていることを一緒に理解できたらいいなという、バレンタイン・コ ンサートです。

★チョコレートの歴史をひもとく.....
 チョコレートの歴史も興味深いのです。紀元前2000年前、マヤインディオが中米熱 帯雨林に自生するカカオの木を発見以来、貨幣の役割をしたり、結納になったり、薬 になったり、世界史のなかでいろいろに変化して現在に至ります。
★チョコレートの材料は?
 チョコレートの材料である、カカオや砂糖がどこで、だれが、どのような思いで、 またどのような環境でつくられているのか、考えたことはあるでしょうか?
  ★バレンタインデーに寄せて思う.....
 日本では商戦に踊らされるバレンタインデーを、そんなことを考える日にしたらい いなと思っています。
★プランテーション・砂糖革命・三角貿易......
 これらを、「ゲームで遊びながら体験を通じて一緒に考えてみましょう」(環境教 育という言葉で表現されています)というコーナーもあります。ゲームといって馬鹿 にしてはいけない。これがおもしろくって、やがて「んーー」とうなるものがありま す。遊びが大切なのは、子どもだけではありません。是非、体験してみて下さい!
★フェア・トレードとは?
 発展途上国の人たちがつくった有機食品や手工芸品を、公正な価格で取引し仕事創 りから技術援助まで、彼らの自立をサポートすることを目的とした、今までの貿易と 対極をなす貿易です。現地や日本のNGO(非政府組織)を中心に繰り広げられているこ の草の根の国際交流は、彼らの文化も伝えるとともに、私たち日本の大量生産・大量 消費生活を見直す機会になるでしょう。  
            ★フォルクローレ・コンサート
 南米アンデス山脈に一大文明を築き、スペインの征服で約450年前に滅亡した「イ ンカ帝国」。その末裔たちが今に伝える民族音楽・フォルクローレは、私達日本人に とっても なんだか懐かしいような、行ったことのないアンデスの山々を見渡すような、不思議 な気がします。顔も似ているのは、遥か一万年前、ベーリング陸橋を渡って行った同 じ祖先を持つ仲間なのかもしれない。いや、地球上の生命体は地球という星のもと、 仲間だと思う......そんなこと思いながら、聞いてみよう!
 いや、なにも考えず、ただ耳をかたむけください。友情出演でクラカが参加してく れます。

クラカ 
1977年に結成。グループ名は現地語で「酋長」を意味する。それぞれ職業を持ちなが ら、フォルクローレに魅せられた日本人男性5人が、ライブハウスやイベントなどで 演奏活動を続けている。昨年秋、蒲郡の市民会館で開かれたコンサートでは、ほぼ満 席の約500人の人がアンデスの風を感じ、遠い国への思いを馳せていた。第2弾C Dは、ウィルあいち1Fショップにて取り扱いしてます。初めてフォルクローレを聞 いた時に感じた感動を伝えたいというクラカです。

民族楽器からうまれる国際交流
楽器を通じて文化を学ぶワークショップ
直接伝授します!アンデスの楽器
サンポーニャ・ケーナ・チャランゴを アンデスに住むグループ カント・スール(南の風) が直接伝授します。
三人のメンバーが昨年に引き続き来日
くるっと回った地球の向こうボリビアから名古屋”ウィルあいち”にも 再びやってきてアンデスの町の歴史と音楽を乗せ南の風を運んできます。 教則本ビデオで予め学習してワークショップに臨みます。
言葉はつうじなくてもOK!
心がちゃんと楽器を通じて伝わります。こんな体験ができたら心の宝物が一つふえる ことでしょう。
子どもさんの参加をお待ちしています。

★場所 ウィルあいち(名古屋市東区上竪杉町1)
★日時 5月29日(土) 昼(子どもの部)夜(大人の部)
   5月30日(日)午前10時〜12時
       アマチュア・フォルクローレ・フェスティバル
   5月30日(日)午後1時半〜3時半
         音重ねワークショップ&
       カント・スールコンサート
練習の成果を皆さんと一緒に楽しみます。
★会費等、詳しくは、次回のたよりにて...。
★教則本ビデオテープ&楽器(サンポーニャ4000円・ケーナ7000円・チャランゴ3500 0円)

   ・・・お問い合わせは.......GAIAの会・・・
★連絡先 名古屋市東区上竪杉町1(市政資料館前)ウィルあいち1Fショップ風"s 地下鉄名城線市役所1番出口(4/1から2番出口)東へ10分
★詳しいことは......052-962-2638(月休み)

ライフシードキャンペーン
 大谷ゆみこ公開講座 

■ライフシードキャンペーンとは
 大谷ゆみこさんの呼びかけで1997年に始まったこのキャンペーンは「雑穀を畑 と食卓に呼び戻そう」と展開されます。
 プランターで、家庭菜園で、本格栽培にと、種と栽培マニュアルを有料で配布。雑 穀料理レシピ集『未来食つぶつぶクッキング』も出版されました。公開講座と試食パ ーティーも開催して雑穀の魅力を訴え、昨年はトータル300人が参加しました。
 今年は、2月下旬〜3月末まで山形・浜松・名古屋・大阪・奈良で開催されます。

■「ライフシード」は「いのちの種」
 地球上で一番生態効率の良い食べ物は穀物です。人間の生命活動に必要なほとんど すべてを一粒の中に含み、体にとって一番無理なくバランスの良い栄養補給ができる 食べ物です。とりわけ生命力の強い雑穀は、ずたずたに引き裂かれてしまった地球の 生命循環とからだの生命循環を復活させるキーフード、「いのちの種」なのです。
 この、いのちの種を畑にまき、育て、食べることを通じて、多くの人がいのちの循 環の仕組みに気づき、元気をとりもどすことを願って、このライフシードキャンペー ンを一緒に育てていきたいと思います。

   日本中の空き地を雑穀の穂で埋め尽くすことを目標に、思いをみんなで育てて行き ましょう。

*いるふぁ・インターナショナル ライフ&フード アソシエーション企画書を参照 しました。
1999年 IN 名古屋
ウィルあいち(名古屋市東区上竪杉町1)

3月27日(土)午後1時半〜4時 会費 3500円(当日+500円)
 定員 100名
 申込 052-962-2638〒振替00840-8-25838
 託児 1500円(定員10人)

■あなたも雑穀を育ててみませんか?
 「もちあわ・もちきび・たかきび・ひえ・アマランサス・ハトムギ・エゴマ」 「食卓からよみがえる環境と体―――
食料危機を乗り切るつぶつぶ食生活」
 4月に雑穀の種を配布開始(有料・風”sで取り扱い)、5月終了。土があればど こでも育つ雑穀、その個性的でたくましい成長ぶりにふれながら、地球の生命循環に 思いを馳せましょう。

■大谷さんとの出会い
 お店「風”s」を開く一ヶ月ほど前、 96年4月に東京で大谷さんの話を聞く機会を得ました。   環境問題から入った「食」の切り口から見える大谷さんの生き方に共鳴、「これか らもやっていける!、生きていける!」「未来が見えた」との思いを得、是非名古屋 の皆さんにも聞いて欲しいと、その翌年講座を企画しました。

■1997年10月4日
  第1回の未来食講座を開催
 100名以上の方が参加。多くの人に手伝ってもらいながら、中身の濃い時間を共 有することができたと思います。

■「みんなで作る未来食」ということで、ウィルあいちの料理スタジオを使って毎月 勉強が続いています。1F「風”s」では、食材・書籍・機関誌『ハートネット』を 扱っています。栽培手引き付きの種も注文を受け付けます。予約してください(送料 込み500円)。
052ー962ー2638 風”s

■1998・12・13(日)
   フェア・トレードセミナー
「フェア・トレードを始めよう!」  津・三重県女性センター
主催・ジェトロ(注3)三重貿易情報センター

 昨年秋、ジェトロの西川さんという若き男性から、セミナーの企画にあたり、フェ ア・トレード店の立場で話をして欲しいという依頼があり出かけました。ジェトロに よるフェア・トレードの企画は全国で初めてとか..。45名の参加者のうち数人をの ぞいて、多くの人はあまりフェア・トレードのことは知らないということでした。

■「貿易ゲーム」を通じて体験
 このセミナーの中でした「貿易ゲーム」は、南北問題を自分ごととして捉えること が出来、アンケートにも書いてありましたがとても好評。自分の身に置き換えないと 考えられないのは、人の常。疑似体験といえどもすごい!のです。
(注3)JETRO。日本貿易振興会は、政府全額出資により設立された特殊法人で 、国内・国外100カ所以上のネットワークを持ち、産業・貿易の発展など、様々な事 業の実施をしている。

□ 生産者団体をビデオにより紹介
 横浜のネパリ・バザーロ(注4)の代表、土屋晴代さんの話は、実際に扱っている 私にも、とても有意義でした。ひとつひとつ手づくり、地域の特性を生かしながらの 商品作りを、生きていくための手段としながら、援助漬けを排して自立しようという 彼らの姿をビデオで見せてもらうことにより、フェア・トレードを、より身近に感じ ることができました。

■アンケートから
・「貿易ゲームは簡単だけれど、国際関係の現状が実感できたのがよかった。」
・「貿易ゲームがとても楽しかった。ネパールとのフェア・トレード商品の仕入れの 方法、現地の情報がわかりやすかった。」
・「今日初めてフェア・トレードという言葉を聞いた。話の内容より、実際にやって らっしゃる方自身の生き方に感動した。こういう機会を与えられたことを感謝します。」

■帰途の電車で土屋さんと・・・
 土屋さんとの話のなかで、仕事をするにあたっての、家庭における子どもの話、特 に「子どもに甘えさせてもらっている」というようなことを話してくださった。また 老人の介護もしながら今の仕事をしている土屋さんの一面を知り、皆、たんたんと頑 張っているのだな、それぞれの環境のなか夫や子ども、スタッフ、お客さま・・・、 みんなに支えられながら・・・と、こころに残った車中のひと時でした。
(注4)1992年設立。ネパールを中心とした手工芸品などの企画・開発を行い、継続 的に輸入することにより就業の場の拡大をめざすフェア・トレード組織。

5月8日(土)ウィルあいち(愛知県女性総合センター)にて開催予定の第4回「フ ェア・トレードってな〜に?」の中でも「貿易ゲーム」をします。是非ご参加ください! 会費 1500円(+当日500円)
定員 100名

■1999年1月10日
ハンガーバンケットに参加 
    於 名古屋YMCA70名程参加

 ハンガーバンケットは、イギリスで飢餓救済から生まれました。当日は、家族で参 加の人もいて小学生から大人まで幅広い参加があり、朝食抜きが条件でした。

 70人のうち8人が第一世界、15人が第二世界、あとの人が第三世界、くじで決 めました。誰も自分で生まれる世界は選べないのです。
 さて部屋の真ん中にテーブルがあり、クロスもかけてあり、ご馳走があります。給 仕の人がビールを、ワインをと勧めてくれます。これが第一世界の人のテーブルです 。私は、大多数の第三世界のつもりで出席したけれど、なんと第一世界、嬉しいと言 うより、まわりに第三世界の人の様子がわかるので、後ろめたさを感じました。それ で各々皿に取ったら第三世界の人にご馳走を回そうと提案。ちょっぴり遠慮して取り 渡しました。

 第二世界の人は、椅子があるだけ、ご飯とスープのおかわりはあるけれど、二品だけ。
 第三世界の人は、椅子も食器も無し。床に座り、一皿にもられたご飯と水のみ。で もわいわいと楽しくやっていた。そこへ第一世界の人から施しがきた。ちょっと険悪 なムードになったという。援助のむつかしさだ。
 根本的なことに、目をむけないと......という意見もでた。また高い位置から、差 し出す第一世界の人から、第三世界の人は卑屈感を味わったとも言っていた。

 11時半の昼食のあと、4つのワークショップに分かれ夕方の5時近くに解散。 皆さん、よく休みの一日を使って参加と感心しました。この疑似体験は、体が覚えて いると思います。皆さんも機会があれば、 是非積極的に参加してみて下さい!
 いずれGAIAの会でも企画します。

★GAIA(がいあ)の会とは
 共生(女と男、老人と若人、障害のある人と今そうでない人、南と北の国の人、自 然と人)をテーマに、多方面から学び、集い、ネットワークをつないでいこうという 会で、1996年5月に発足しました。
今年から新たに会員を募集しますが、どなたでも参加できますので気楽にご参加下さい。
★99年GAIA(がいあ)の会会員募集! 年10回 GAIA(がいあ)の会お知ら せ会報発信。年4回会員の集いがありす。会費年1000円(通信費として)
★「ガイア」とは...?
 イギリスの科学者ジェームズ・ラベロックは、地球はひとつの生き物であり、その 上に生きるものは動物も植物も虫も、細菌にいたるまで人間と同じくらい尊いもので ある。とする「ガイア」という考えを提唱しました。

      風”sからのお知らせ

 風”sのたよりをお読み頂きありがとうございます。第三回・年間講読のかたを募 集します。年8回発行予定です。
 ご希望のかたは、通信費1000円を郵便振替口座 00800-7-115557 ふ〜ず までお 振り込み、または、下記の住所まで切手でお送りください。(〒番号7けたも)
 なお便りご不要の方は、次回に封をあけず、返却と封書に書いてポストへ入れて下 さい(切手不要です)。

バングラデシュ洪水救済キャンペーン
          バザー協力報告
風の子様(日進市) 5回バザー開催分 
            ¥22、744
豊田YWCA様 (豊田市) バザー分 
             ¥5、994

 春に到着の注文もして下さった方、ありがとうございました! 直接団体に注文し て下さった方もあるかと思います。ありがとうございました。
  寄付金は、シャプラニールを通じてバングラデシュに送って頂きます。引き続き、人 の集まりがあればお知らせ下さい。バザーの企画をさせて頂きます。
ホーム・ページで通信販売を始めました。遠方の方ご利用ください。「贈り物に何に しようか?」と思った時も「風”s」を思い出して下さい。

気になる風の情報

★1月20日(水)「消費者と表示」
〜表示は知って損しない情報〜無料 ウィルあいち
問合せ 愛知消費者協会 052-962-2530

★1月23日(土)ユーロの未来を開く女性達たち
平成10年名古屋市女性海外派遣団報告会  無料  13時半〜16時 名古屋市女性会
館 地下鉄東別院
連絡先名古屋市市民局女性企画室052-972-3147

★1月24日(日)第3回 E’sセミナー1000円
E’sumai いい住まい 13〜16:30 
日本福祉大学サテライトキャンパス名古屋 中区
連絡先 中部リサイクル市民の会052-931-4017

★1月24日(日)第1回外国人との共生をすすめる全国フォーラム
医療・人権と外国人 1000円
連絡先 外国人医療センター 052-264-7665

★1月30日 わがババ わがママ奮闘記 
長山 藍子 15時開演 ウィルホール 1500円
連絡先 ウィルあいち企画室 052-962-2512

★2月20日(土)映画「見えない学校」
10時〜・14時半〜・18時半〜四日市あさけプラザ
1500円(学生1000円) 当日+200円
四日市上映委員会 連絡先 井上0593-63-4989

  ★2月22日(月)〜アジア秀作映画祭 1日700円
「女人、四十」「私の子ども」「桜桃の味」
「インディラ」「太陽の少年」 通し2500円
連絡先 岐阜市文化センター058-262-6200


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ウェブページ:http://www.bekkoame.ne.jp/~huzu/
風の交差点 風''s