風のたより88号
3月28日〜31日まで沖縄にスタディーツアーに参加しました。■ 松井やよりさんの追っかけ願わず...沖縄へ
アジア女性資料センター主催で参加者は20名くらい。
京都・神奈川・埼玉・宮城・千葉・静岡・富山・広島・北海道・東京、そして私、土井は名古屋...と全国から慰安婦問題、途上国、少数民族、米軍による性暴力、DV、地域の在日、沖縄の女性...などいろいろなキーワードを持ち全国から集まった女性達と、沖縄で基地問題や、環境問題、教育関係など各分野で活動しているすべて魅力的な女性達と、3泊4日過ごしました。
中身濃く、整理して引き出す間もなく入ってくる情報をそのままに今日に至っています。これから少しずつ薄めながら、沖縄を見つめ共に歩いて行きたいと思います。
'02年夏の松井さんの夏期集中講座を受けてから、この年の冬はアジア女性資料センターのスタディーツアーに参加すると心に決めていた。松井さんとの突然の別れにより願いは叶わなかったけれど、松井さんの遺言である「女たちの平和と戦争資料館」になにか関わりたい、名古屋のみんなとそれを推し進めるにはどうしたらいいか、考えるきっかけになるのではないかと参加しました。■ アメリカがイラクを攻撃
沖縄という基地のある存在は気になっていました。全国から集まるであろう人々とのつながりも期待の一つでしたが、とてもいい出会いがありました。
スタディツアー参加では一人一人友が増えます。
3月20日のことでしたね。アジア女性資料センターからも、この情勢で心配のかたはキャンセルも...という連絡を出発間際に頂きました。私も迷いました。これからが一番大変な我が家、この一年が大学生・院生三人をかかえ、要介護の親もいて、もしも何かあったら...と考えました。でも「じゃ、沖縄の人はキャンセルできるの?」と沖縄の現実に初めて、我が身に及んで考えつきました。「行こう」と決心しました。■ 修学旅行のキャンセル続出〜沖縄の人は生活をキャンセルできない!
こんな時こそ、知る機会「沖縄」があるはず。もっとも修学旅行なので子を預かる形の学校では実行は難しいでしょう。親も全員一致で学校にお願いして行かせることも難しいでしょう。でも、私が感じたように、だから今「沖縄」を感じることが出来る。たとえ行かなくても、じゃ今沖縄の人達はどんな思いでイラク戦争をみているだろうと考え、沖縄から招いて話しを直接聞くこともいいのではないかと思う。基地に命も生活もおびやかされる沖縄、その沖縄を盾にのうのうと暮らす本土の私達、旅行にでかけて私にも少しそんな目がでてきました。■ 一言でいえば、私たちの暮らしは沖縄を盾に生き続けている。
第二次世界大戦の終盤の戦いからずーっと、今尚。■最後の訪問地は、ガマ(自然に出来た鍾乳洞)でした。
盾にならされている人の叫びは、「沖縄の問題は、沖縄の問題ではない。日本の問題だ」ということ。
目をつぶって生きている私。日本の中も、世界のことも。
まずは知り、行動して行きたい。
日本軍も一般人も同じガマで息ひそめていた。守ってはくれない日本軍、むしろその反対の状況のなか食料も水もないなか、9ヶ月の赤ちゃんを手のなかで消えていく体温をさすりさすり、我が子を失う手記をそのガマのなかで案内の人の朗読で聞きました。
死に顔さえ見えない暗闇を、私達も懐中電灯を消し体験しました。横になることもできないほどいっぱいだったその洞窟。ほんの一瞬の暗闇でしたが、その当時のこと想像は難しい。あまりにすごいことなので難しい。
例え30分でも真似が出来ない。
後日、沖縄の1フィート運動による「沖縄戦」のビデオを見ましたが、ガマに火炎銃が撃ち込まれ、そのなかは...
そんな地獄絵がつい58年前にあり、今イラクに、また湾岸戦争の時、日本のマスコミには流れない同じような地獄があり、今なお続いている。劣化ウランの影響が続いている。45億年たってやっと半減するとかいう劣化ウランは、鉛の1.7倍の重さで、なんでもバターのように溶かす。熱を出し、爆発するとパウダー状に拡散。それを吸うとガンになる。イラクでは奇形児が25〜30%。
「女か男か?」と聞く前に「奇形児かどうか?」と聞くのだそうです。アメリカは因果関係は認めていないけれど、10倍以上ガンが発生しているとのことです。