風"s・風のたよりオンライン版


2003/2/25 No.85

風のたより85号

講師ダブルヘッターの日と、受験生の親と...

■ 朝の部(10時〜11時45分) ウィルあいち・セミナールーム3にて
 名古屋市東区生涯学習センターの講座「エコライフ」の一講座としてフェア・トレードの話す機会を得ました。参加者は12名、年配の男性を交えたちょっと高い年齢層の人たちで、どのように時間を過ごそうかという男性が元気に、我にも話したいことありと、にぎやかな講座でした。来週の火曜日には藤前干潟に見学に行くそうです。今日の話がどのように伝わっていくのか興味あります。
■ 夜の部(6時半〜8時) ウィルあいちの風"sと交流サロンで...
 大学の2〜3年の女性が就職活動に先立って学ぶ講座に参加していて、予備校講師もしているウィン女性企画の重原厚子さんの紹介で彼女らに話す機会を得ました。
 店を尋ねてくれた4人の若き女性たちは、フェア・トレードのことをほとんど知らなかったようで、その説明から始まって、私が仕事を始めた経緯など、話していくなかで、ちょっと話す材料が多すぎたかな? と反省しています。
 伝えたいことがいっぱい溢れてくるのです。とても大切な人だと思うのです。これからの生活者になる人へのメッセージはいっぱいあるので、ついつい次から次から出てきてしまい、「7時半に終わるね」といっておきながら8時を過ぎてしまいました。
■ 突然ですが、昨晩小説「細井平州」を昨日読み終えました
 東海市出身、尾張の明倫堂(明和高校の前身かな?)の創始者の彼は、米沢藩を立て直した上杉鷹山(うえすぎようざん)の先生でした。有名な人も先生がいて、その人があるのだな〜と感心しました。でもそれは当然のことです。人のつながりのなかで人は生きていき、影響を受けながら育っていくのですから。私が尊敬する人たちも、また尊敬する人との出会いがあって、その人がある。当然のことに気がつき、納得しました。
 今回興味深かったのは、世を治めることは延々と続いているのだと思いました。
 古い体質を破る若き指導者、その人を導くこころある人々、その一人がこの愛知県から出て、またウィルあいちのスグ近くの学校で、我が三男がお世話になり今年卒業となることなど、思いがいろいろつながっていきました。
■ 学問は役にたたなければならぬ、誰にもわかるように伝えなければ...
 平州は、お抱えの学者になり生活が楽になることを望まず、学問で自立する道をえらび、江戸では両国橋のたもとで辻説法をしたという。つまり、自分の学んだものを一般市民に伝えて言った。シジミ売りにも、火消しにも、子守娘にもわかる話が実学という考えから庶民に語りかけた。その辻説法を偶然通りかかった男が米沢藩の藩医であった。米沢藩は財政難で大きな危機にさらされていた。彼は、机上の空論を口にする学者でなく、藩の礎である農民に希望を抱かせる学者を望んでいた。早速に弟子に加わり、のち米沢藩に養子として迎えた後の鷹山の師として迎えることになった。
■ 今の私のこころに響くのはなぜ?
 今の愛知県を、日本を、世界を変えたい気持ちと、それを誰に託していいものやら...、そのもやもや気分をすかっと藩政改革を成し遂げた上杉鷹山とその師細井平州、平州の師の存在を頼もしく感じたこと。辻説法という一人一人に語りかける方法でその積み重ねをしていく姿に、伝えたいことは、ゆっくり一人一人伝えて行くことかな〜と、何だかスケールや内容は違うけれど、「あきらめない」という言葉が私のこころに浮かび上がってきます。2月2日の愛知県知事選挙を思いだします。
■ 受験という重荷のなかで
 今日明日が大学の入学試験。かなりの重圧に耐えがんばっている息子に脱帽。とても私にはできない。どの道に進もうと、学ぶ道が実学を伴うものであって欲しいと願う。
 この半年、自分に課したこの重圧が自ら律する機会だったのだと思う。あとは学問の自立を目指して欲しい。「世界にも目をむけ役にたつ仕事をして欲しい.....」と全くテキストにあるとおりの親の思いの今日2月25日です。あと二人の兄もそれぞれの道を歩むと思うけれど、生きた証の仕事が一生のうちにできれば、私の生きてきた一つの証になるかな〜とセンチになってきました。
 ここ数週間は毎週のように上京しています。また報告します!

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