風のたより69号
5月も最終の週となり、国際フェア・トレード月間も一区切り、まだまだ知られていないフェア・トレードをより多くの人に伝えるため、このような月間にGAIAの会は3つの企画をしました。■ 新しい試み ファッションショー
★第1弾5月4日フェア・トレード・ファッションショー
★★第2弾5月11日「貧困からの脱出を支えるフェア・トレード」講演会ムーンさん
★★★第3弾5月25日「インドから感じるフェア・トレードの大きなうねり」ランジットさん
とかなりハードスケジュールでしたが、新たにフェア・トレードについて現場の勉強する機会を得ることが私自身できました。それぞれのイベントの報告はGAIAの会のたよりをご覧下さい。
ファッションショーといえば、華やかな感じを抱きます。またフェア・トレードといえば華やかさからはちょっと距離を感じます。その二つがつながったフェア・トレード・ファッションショーは、東京で数年前に初めてグローバル・ヴィレッジが開き、また今年の4月21日アースデーの代々木公園イベント屋外の会場で開催されました。■ 中部県では初めてのフェア・トレード・ファッションショー
服はたたんであるより、かけたほうが、またかけてあるより人が身につけて着たほうが生きてきます。実際、着たいと言う人の気持ちと、着て欲しいという気持ち(服自身=作り手の思い)が一致したとき、服は生きます。表情が、存在感が違います。そうか〜〜〜、ファッションショーとして着て見せるのはそんな理由があるのだと、一人納得しましたが、マスコミから伝えられる世界のファッションショーは、現実離れした、本来の目的とも離れた感じがします。フェア・トレード・ファッションショーはまさに服が人を借りてメッセージするという場と思いました。実際は、モデルさんも服も一体となり美しく、本当に美しくスポットライトに輝いていました。「素人モデルではないのでは...」とのささやく声も聞こえるほどでした。アンケートあり(GAIAの会にて)■ 充分な時間と通訳ができなかった講演会
インドのタラプロジェクトのムーンさんの講演会でした。反省材料がでました。時間のこと(17時の鹿児島へのフライトの予定があり)、通訳のこと(予算の関係上招聘団体より派遣がなく、当地通訳者が背景理解不足のため内容がしっかり伝えることができなかった)などありましたが、現場の方に直接お会い出来、それらの不満はあるけれど、この直接出会うという場を共有できたことは理解や感じることへ大きな力を与えると思います。次の機会を待ちたいと思います。ムーンさんも前日は金沢で講演ということで、ハードスケジュールでお疲れの様子もありました。予定の組み方にもっと余裕を持って欲しい他、招聘団体に提言もいくつかしました。アンケートあり(GAIAの会にて)■ インドスタディーツアーの案内人ランジットさん来名!
私が店を始める前にグローバル・ヴィレッジのインドへのスタディツアーに参加しましたが空港に迎えに着てくださったのは今回来日のランジットさん。こまやかなこころ配り、たとえば、インドに着くと渡されたスケジュールなどが入った布製のバインダーには便りがすぐ出せるようにとハガキや切手が入っていたらり、インドでは夜行列車での移動も数回ありますが、冷房がきいた列車だったり、一般の人が乗る列車だったり...と経験をさせる目的も考えコーディネートされていました。さよならパーティーも7年前のランジットさんのインドから発するメッセージは熱いこころを感じたことを覚えています。■ 5月26日はあいち国際プラザでバザー
空港で別れるときずっーと見守ってくれていた彼の姿が名古屋駅に奥さんと一緒に現れたわけです。7年間の月日は過ぎさりました。インドから帰国後にオープンした店をランジットさんに見てもらう事が出来嬉しかった。「フェア・トレード〜未来を紡ぐ人びと〜」にも彼もメッセージを載せています。900円で風"sでも販売(他にペルー・バングラデシュ・ジンバブエ他FT団体の代表者も寄せています。フェア・トレードにたいする思いがひしひし伝わってきます)
あいち国際プラザフェスティバル2002が(あいち国際プラザ=名古屋市中区三の丸2-6-1)10〜17時まで開催されました。11時からZIP-FMミュージックナビゲータージェイムズ・ヘイブンスのトークショーはじめ展示・バザー・演奏やパフォーマンスによる世界の紹介・国際貢献セミナーそして国際協力団体による活動報告も研修室で7団体が発表しました。■ また新しい出会い
GAIAの会も土井が15時から30分の時間をもらってフェア・トレードを紹介しました。機械はなにも使わないせいぜい黒板にフェア・トレード(公正貿易)と書くだけのもっぱら「語り」のGAIAの会の持ち時間でした。はじめ、知り合いのおじさんと中2の男の子二人でした。中2の子はずーっとそこに座って聞いているのだと、スタッフの人が教えてくれました。(13時から16時半までのメニューがありました)■ 6月1日第25回フェア・トレード入門講座は8名参加
私は椅子を彼の前に持ち出し語りかけました。(おじさんには時々顔をむけるくらい。何せ知り合いだから)男の子は、対面なので恥ずかしそうでした。でも私は彼に伝えたく話しはじめました。「タイ」「フィリピン」と具体的な国を対象とするのでなく、また会費や寄付で活動資金を賄うのではなく、日常的な買物という行為を通じて発展途上国を対象に対等な立場でパートナーシップをもちながら貿易をする、それが生活や経済の自立につながるという目的をもった貿易であると説明し、あとは具体的な話にはいっていきました。
スタッフの呼び込みもあって聞く人は、若い女性3人、中年の女性1人、若い男性1人の計7人が輪になった形で話しを進めていきました。人が増えてほっとしたのは中2の子、一生懸命メモもとっていましたよ。彼との出会いが印象的な1日でした。
GAIAの会主催で土井が案内しているこの講座も4月で3年目にはいりました。大学生の申込が2校から計6名(先生も一人参加)一般の人ふくめ8人の参加でした。フェア・トレーディングの林口宏さんも講師として参加、南米のコーヒー園を実際に訪ね生活もした体験から、フェア・トレードのコーヒー生産者とそうでない生産者との収入の3倍の差があるという話がありました。学生さんから、学園祭などの模擬店でトリプル認証コーヒー(フェア・トレード&オーガニック&シェードグロウン)を扱いとの申し出もありました。6月の名大祭でも飲めますよ!
林口さんは、フェア・トレード・ファッションショーのモデルに引き込まれ、4/9日の当フェア・トレード・ファッションショー実行委員会に参加したことがきっかけで、中日新聞にも大きく取り上げられ反響を呼んでいます。リクルート紙にも見開きで登場します。