風"s・風のたよりオンライン版


2001/11/24 No.62

風のたより62号

 大阪のフェア・トレードショップの「INE」さんを訪ねました。
 22日夕方早めに店をでて、18時の近鉄で上本町(うえほんまち)まで特急で2時間。連休の前日ということで喫煙車両しか席が空いていない状態でした。
 大阪の町はトンと縁が無かったのですが、平日の祝日は店のある「ウィルあいち=愛知県女性総合センター」は休みなので(土日の祝日は営業しています)、「INE」を訪ねる事にしました。

http://www.i-ne.net./shop.htm

■「INE」は近鉄上中本町から徒歩5分、地下鉄は谷町九丁目出たらスグ!
 なんと便利な場所にあるのでしょう。2回建ての木の外装、二階の正面は一面大きなガラス窓、夜照明をつけると藍染めのタペストリーも見え、夜の谷九(たにきゅう)交差点に「INE」の存在をアピールします。看板では中世の服装の女性が望遠鏡を覗いています。未来を見ているのだそうです。そばには、舟をこぐ中世の騎士のような男性がいます。オーナーの原いね子さんの思いがこの看板に込められています。
■大阪の町へ.....
 自然食「こころ」という店でご馳走になったあと、大阪のミナミの町を案内してもらい、心斎橋(ひっかけ橋だそうな....)や宗右?衛門町(そえもんちょう)、アメリカ.....とか、もう店は終わっている時間でしたが、夜の町のショーウィンドウは「都会!」という世界でした。帰りがけに「バー」に連れていってもらい(落ち着いた、いい店)解禁した....ヌーボーとかを飲んだ後、キンカンのはいったカクテルを、バッチをベストにいくつも就けたプロのバーテンさんがシェイクして注いでくれるしぐさは、一種、カクテルのお手前だ。全部飲みたい気持ちはあれど、美味しいと飲むお酒は強いかもしれないと、防衛して残してしまった。
■ビルの4階へ....
 お酒の入った体は、階段のぼりが、ちとエラかった。原いね子さんの好意に甘え、その日,原宅に泊めて頂いた時のことです。貸事務所の上が住まいという原家で、「INE」は歩いて5分くらいの場所に自宅もあり,という地理です。
■「INE」で朝食
 本当にびっくりしましたが、原さんは夫の事業を手伝いながらではなく、「INE」興しと営業を休み無しでまわしています。50歳を過ぎて何か楽しいことを始めたいと思っていたところ、新聞記事でフェア・トレードの紹介を見てコンセプトに共感し2000年11月に「INE」をオープンしたということです。オープン前のことですが、名古屋の風"sにも訪ねて来て下さいました。
 その朝、10時の開店まえに店に行き、喫茶コーナーでコーヒー&トースト&サラダのモーニングセット(この日用?)を頂き、幸せでした。美味しかった。
■急きょ、京都へ!
 23日は京大でフェア・トレードのファッションショーがあると原さんよりメールで連絡を受けていたので、ふと行きたいと思い、また「シサム工房」も訪ねたいと「INE」を10時過ぎに出て、天満橋まで地下鉄で行き、京阪の特急に乗り換えました。満員で1時間立って京都まで運ばれました。懐かしの京都に、京阪電車で出町柳という駅から入りました。30年ぶりくらいでした。
■百万遍を東へ....「シサム工房」
 金沢のフェア・トレードくらぶの葛葉むつみさんから素敵な店と聞いていましたが、タイのアンティークな木の調度品を配したすてきな店でした。お客様もいっぱいでした。手づくりの店だそうですが、何をしても楽しそうな人見友子さんが、商品などの説明をしてくださいました。風"sにもそのうち、「シサム工房」さんの商品が届きます。照明など今までとちょっと違ったものや、アクセサリーの種類も広がりそうです。
■お昼を「進進堂」で...
 人見さんにお昼を食べる店を紹介してもらったら、「隣の店は明治時代からやっている店だよ」ということで、その言葉にひかれ入りました。確かに.....多分,代々京大の学生がここを根城にしたのだろうな〜と思いつつ、店内を見回し、座ったころふ〜と、30年前の記憶が蘇ってきた。そうだ、その昔、わが青春時代の一ページ、手紙のやりとりをしていた人が、確か「しんしんどう」と書いていたっけ,クセのある字で....。ポストマンの待ち遠しかったこと、何度も何度も読み返したことなど、懐かしく一人感慨にふけりながらも、メニューがなくやむなく近くの店へ....。JAZZの流れる店で食事を済ませ〜心に染みるような曲、その時「マイ・フーリッシュハート」がその店で流れてた〜もう一度「シサム工房」に寄ってから、ファッションショーに向いました。
■フェア・トレードのファッションショー
 衣服は身にまとってこそ生きる。家も人が住んでこそ家として生きる。人を介して互いに生かし生かされる関係を問えば、何もパリコレだけがファッションショーではないわい...と思います。そして実際学生さんたちのファッションショーを見せてもらい、自分なりにイメージして、「やってみよう!」と思いたちました。
 この日は残念ながら照明が暗いのと、下からの照明のためなんとなく、暗い感じで残念でしたが、音楽もアップテンポでよかったと思います。参加人数はスタッフも結構いたようですが、観客としては20人くらいかな?少なかったのは、学園祭であまり興味を惹く企画ではなかったのではないのでしょうか?企画は,国際青年環境NGO SAGE(セージ)
http://www.interq.or.jp/green/sageweb/
でした。
■2002年5月4日(土) フェア・トレード・ファッションショーIN名古屋
 世界のフェア・トレードデー参画企画が決まりました。GAIAの会主催で開催します。ウィルあいち1Fセミナールーム1と2で,午後2時〜3時,その後サロン[風の交差点]を会場にオープン,フェア・トレードのティー(紅茶/コーヒー)サービスを楽しみながら交流する企画はいかがでしょう?
 モデルさん募集!ボランティアスタッフも募集![ファッションショー素人集団]で楽しみながらやってみましょう。楽しみたい方応募下さい。第1回実行委員会を2月4日(日)午後2時〜4時開催予定.詳しくは次回のGAIAの会のたよりにて。
■「INE」1周年おめでとう!
 「INE」2Fは交流サロンになっています。その日19時、ちょっと平均年齢が中年かな?と思われる「アース・グー」のメンバーの演奏する「INE」のテーマソングにのって原さんが1周年の挨拶。30人近い人が次々とでてくるオリジナル曲のコンサートを楽しみ、原さんお気に入りの曲「こころ」を皆で歌うコーナーも有り,用意された飲物,食事で集いました。21時3分の近鉄に乗るために途中で私はその場を辞しました。1周年でこのような人々との出会いの場の場を提供した「INE」の大きな存在を嬉しく、さすが原さん,大阪の母さ〜〜んと感じました。
■全国フェア・トレードショップ行脚
 そのうちやってみたい全国フェア・トレードショップ行脚。その昔、旅行先で必ずJAZZの喫茶店を訪ねてマッチを集めたりしたものですが、今じゃフェア・トレードショップと相成りました。全国に友達が出来るなんて、なんて素晴らしい!
 今年6月に訪ねた東北,花巻の「おいものせなか」さんの新田文ちゃんも素敵な人、&店でした。ハーブが植えてあるその店には、本がいっぱい、楽器も、自然食品もいっぱいありました。4人のお子さんのお母さんのバイタリティには「参った!」という感じです。イラストもうまい文ちゃん(ぶんちゃん)のニュースレターには、一番下のご令嬢の行状記も有り、日々の生活がリアルに伝わって来て、おかしいやら、大変だろうな〜という同情が湧いて来ます。と言っても子どもは若いだけのこと。介護問題を抱えつつある年齢の我が家は,若くないだけで似たような状況も有りかな?
■生活感のある女性達の手からなるフェア・トレードの店
 ぼけの老人や要介護の老人を抱えたり、子育てしながら、また子育て一段落の人や、事業もやりながら自分の夢を.....、と年代も生活環境も様々ながら、それぞれの生活を抱えながらこそ、紡ぐ夢が湧くのかも知れない。 会って嬉しくなる人に出会えるこのフェア・トレードという核に感謝!
 2001年、今年も暮れます。

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