風"s・風のたよりオンライン版


2009/8/16 No.154

風のたより154号

あいち国際女性映画祭
前売り券800円(当日1000円)
9月2日(水)〜6日(日)今年で14回目、女性監督の作品を中心に、日本初公開6本、愛知初公開5本を含む海外作品12本、他国内作品も含め全23本上映
映画祭の醍醐味は、監督や俳優さんとの出会いとトーク。
会場が一体となり、見て語り合う貴重な時間。
映画の中の世界、それは想像のつかない世界だったり、わが身に引きよせ感じいったり、自由に映画のなかに入り込むひととき。
 
平和な世界にいる私たちなればこそこの映画祭があることを思う。
そうでない世界のことも映画で知ることができます。
どうぞこの貴重なあいち国際映画祭をお楽しみください。
 
★風"sの未来食弁当(735円)も予約販売しています。
動物性のものを使わず、雑穀と野菜中心で食べて幸せ感のあるお弁当です。
予告=難民映画祭開催10月9〜11日 無料 ウィルあいち会場・長久手会場にて
■ お勧め映画情報
『生きていく日々』
『飛べ、ペンギン』
『台湾人生』
『私を撮って』
『つみきのいえ』
『子供の情景』
『とらわれの水』
『ドーニャ&ディジー』
 これは映画通の人からの情報です。参考までに。
『子供の情景』
 子どもたちは大人のつくった世界でいきている。
 とても考えさせられる映画です。戦争の悲劇の一つが、イランの女性19歳のハナ・マフマルバフ監督の手によって描かれています。主人公の女の子の将来が楽しみです。将来は大物女優? 議員? 天真爛漫な愛らしさと内に秘めた強さと勇気。脱帽です。こんなに小さくても才があるのだとつくづく感心しました。しかし映画には素人である彼女自身に秘めた強さがなければ演じることはできないと思う。立派な大人だ、大人以上かも知れない。彼女から見たアフガニスタンの世界をどのように思い、何を今感じているのだろう?
■ 日本の「子どもの情景」は?
 私たち大人が、真剣にいろいろな問題に目をむけているのだろうか?子どもたちは、幸せな環境にいるのだろうか?
 夜回り先生といわれる水谷先生は中日新聞のコラムに、ドキュメンタリー映画「BASURAバス−ラ」というフィリピンのゴミの山で暮らす人々の映画を見て、これでもか、これでもかというぐらい見せつけられる貧困に目を奪われても泣かなかったという。なぜなら家族愛がそこにあるから。
 日本の夜の町にでてみると、居場所の無い子らに出会った時、水谷先生はその時は泣けたと書いてありました。
 家もあり、きれいな水も飲め、学校へ行く環境もあるのに、なぜ居場所の無い、自分が生きている意味を見いだせない子たちが、夜をさまよっているのだろう? 大人のつくった世界に生きる子どもたちがそこにいる?!
 子どもたちに、明るい未来がなかったら、太陽が無くなるのと同じだ。大人は何から始めなければならないのだろうか?
■ 予告=難民映画祭IN名古屋10月9〜11日
 会場はウィルあいちと長久手の会場で同時開催。会費は無料。詳しいことは分かり次第お知らせします。昨年も8本上映されました。 昨年の上映作品・・・
 『ウォー・ダンス/響け僕らの鼓動』
 『エズラ』☆(EZRA)
 『イラクのカケラを集めて』☆(Iraq in Fragments)
 『見えない子供たち』☆(Invisible Children)
 『サラエボの花』☆(Grbavica)
 『ハート・オブ・ファイヤー』☆(Heart of Fire)
 『ルワンダの涙』☆(Shooting Dogs)
 『ニューイヤー・ベイビー』☆(New Year Baby)
■ 『ニューイヤー・ベイビー』を見て
 カンボジア難民を描いたドキュメンタリー映画。この映画はアメリカに移住したカンボジア難民2世がはじめて母国カンボジアを訪れ、両親が難民となった理由や、いまだに残るポルポト政権の傷跡をたどるドキュメンタリーです。
 クリスマスに集う兄弟は、実はそれぞれ親が違うということを、20数年ぶりのその日に親が話した。普通の家族と思っていた一番下の、カンボジアのニューイヤーに生まれた女の子が両親と一緒に母国をカメラといっしょに訪れた。
 政治の背景も知るなか、夫婦の愛情とはどのようなものかということも感じさせられた。戦争は、政策として夫婦をも作っていく。そのなかで翻弄されながらも互いに夫婦として築きあげていく愛もあるということを知った。カメラの前で語れないこと、また後からぽろっと語ること、まさにカメラの撮影時間を経て変わっていく語りに、ドキュメンタリーの醍醐味を感じた。いろいろな形で、語られていく戦争、この世から戦争を無くすにはどうしたらいいのか?
 いいことなんて、何もないのにどうして起きるのか? 誰かが儲けて喜んでいるだけ!??
 みんなが意志を持ち、武器を楽器に変え、銃にバラをさし、銃を鍬にかえる。日本においては、自衛隊の銃に花を挿すことになるだろうか? 武器はいらない。
 武力で平和はこないことわかっているのに、なんておろかなことを日々しているのだろう?
■ 一年前の8月16日、「カナディアン サンセット」の美しかったこと!
 もう一年たつのかと一人感慨にふけっています。2008年の今日、カナダのバンクーバーに停泊して、私は先住民の人たちとの交流プログラムに参加、料理をごちそうになり、ドリームキャッチャーやアクセサリーのワークショップに参加。祈りの踊りや歌も見せてもらい半日ほどでしたが、自分たちのアイデンティティを守っていきている人たちと出会いました。今の社会に溶け込みながらも、自分を表わす動物などを刺繍したマントを作り、行事にはそれを身にまとう、みずからおばあちゃんたちと名乗るまだまだ若い女性たちのグループでした。
 船に戻り、夕食後デッキにでたら、本当に本当に真赤な夕日。「カナディアンサンセット」という曲がありましたが、これなんだ〜、このことなんだと納得。
■ 船の速度の出会いと別れ
 船はゆっくりゆっくりバンクーバーの港を離れていきます。やがて夕暮れになり、港も遠くになりました。船旅はこのゆっくりとすぎる時間が素晴らしい。
 入港の時も、扉を開け、デッキにでてパッと広がる空気と匂いと景色にいつも感動していました。ゆっくりゆっくり進んでいきます。デッキを歩き、いろいろな角度からその町を見ます。離れる時は、一日過ごした時間を思いながら、船の動きに心をあわせます。
 今も船に乗っていた時の名残りで、夕暮れはベランダでしばし過ごしています。
 やがて月がでて星が見える時もある。暮れていく一日は船にいる時を思いださせてくれる。今、この時間も世界を巡っているピースボート、より多くの若者たちが世界を訪れ、実際に見たり聞いたりすることから世界に視野をむけ、世界の平和に貢献できる若者たちがどんどん巣立っていったら素晴らしいと思う。ピースボートは今年26年目。これからの更なる活躍を願っています。

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