風"s・風のたよりオンライン版


2009/7/13 No.152

風のたより152号

 夏祭り!!
 夕暮れ時の空、先ほどまで暑かった夏日が変わっていく空の色と風。
 そしてワクワク祭りの準備が進む夏祭りの日! かき氷・ビール・みたらし・金魚釣り・光るグッズ・・・やがて濃い空のもと、盆踊りに興じる人、久しぶりに出会った人と話が弾む人、かけまわる子どもたち、赤ちゃんを抱いた若い夫婦、見守る若いじいちゃん・ばあちゃん、若い二人も夕暮れを楽しむ。
 私が子どものころ、大人たちは道に縁台をだして将棋をしていたっけ。街路灯のもと、夕ごはんを済ませた子どもたちが遊んでいた。影踏みや花火を楽しんだりして、家にいるより外で過ごしていたような気がします。
 冷房があり、TVがあり、ずいぶん大人も子どもも近所でワイワイというひと時が少なくなりましたね。その分、夏祭りは「復活」場面です。おおいに夕暮れの風にあたりながら祭りを楽しみたいものです。
■ 夏祭りにフェアトレード・オーガニックコーヒーの「エコ・ブラック」!!
 カートカンでできた「エコ・ブラック」
〜もう缶はいらない! 間伐材を使おう!〜
 南米エクアドルの森を守っている人々が作ったコーヒー豆の「エコ・ブラック」
〜鉱山開発で森を破壊してほしくない!〜
 
 フェアトレードで輸入された生産者の人に標準価格より多く支払う「エコ・ブラック」
 〜コーヒー農民の労働を搾取する森を破壊するコーヒーの生産はいらない!〜
 
 「私のできること」のメッセージを発信の「エコ・ブラック」
 〜あまりに大きな環境問題に押しつぶされないよう、思いだして欲しい〜

■ 木を使い森を育てるカートカン
国産材(主に間伐材や端材)を30%以上使用した、日本の森林育成に貢献できる紙製飲料缶です。カートカンを使用することは「木を使い森を育てる」ことにつながり、元気な森林が増えていきます。また、間伐材を積極的に活用しているので、カートカンを通じて「植える」「育てる」「収穫する」という緑の循環サイクルに必要なコストが山に返還されます。
100平方メートルの森林から生産される間伐材は、カートカン約6万本分にあたります。
カートカンには輸入の外材も使用されていますが、これらはすべて計画的に植林・伐採された木材です。(田原飲料資料より)
■ 南米エクアドル、インタグ地方で起きていること
多様な生命を育む熱帯雲霧林の豊かさと、その森を破壊する鉱山開発の問題。すでに90%もの原生林が現在にいたるまでに消失しています。世界でも有数の金属消費国である日本もかかわる鉱山開発プロジェクト。雇用を生み出すのも一時的なもので、川の汚染、鉱山開発反対派と賛成派にわかれ住民同士が分断され、家族・隣人・友人同士が争うようになりました
。 インタグ地方を守るためにデコイン(インタグの生態系の防御と保全)という団体が設立されました。住民たちにわかりやすい言葉で「将来世代にとっていい選択を!」と呼びかけました。鉱山開発会社や賛成派から脅迫を受けることもありましたが、デコインは国外の環境と人権保護組織にも情報を発信し、世界的に反鉱山開発キャンペーンを展開しました。1つ阻止できてもまた次、また次と受難は今なお続いているそうです。(ウィンドファーム発行エコロジーの風13号2008年6月号より&中村談)
■ ウィンドファームのフェアトレード・コーヒー
 コーヒーのフェアトレードを通じて、鉱山開発を食い止めようとこの運動にかかわっています。インタグ地方に雇用とお金を生み落とすとされた大規模開発は他人事ではありません。青森県六ケ所村の再処理工場の問題も同じです。
 本稼働が始まれば「原発が1年間に排出する放射能をわずか1日で放出する」と言われていて、未来世代に対しても取り返しがつかないと伝えています。
 ウィンドファームの取り組みは、物語の中のハチドリ・クリキンディのように、燃えさかる森にしずくを一滴ずつ落としていくようなことなのです。ウィンドファームはそんな想いで、いのちを大切にしてハッピーに生きられる愉しい社会作りを目指したフェアトレードに取り組んでいます。(http://www.windfarm.co.jp/our-concept/より)
■ 「私にできること」南米アンデス地方に住むキチュア族に伝わる話

みなさんは、この話をごぞんじでしょうか?
ちょっと紹介します。

『あるとき 森が燃えていました
 森の生き物たちは
われ先にと逃げていきました

でもクリキンディという名のハチドリだけは
いったりきたり
口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは
火の上に落していきます

動物たちはそれをみて
「そんなことして一体何になるんだ」
と言って笑います
クリキンディはこう答えました
「私は私のできることをしているの」』
『私にできること〜地球の冷やしかた』300円(ゆっくり堂)より
風"sでもこの冊子を2005年から販売しています。ず〜っと皆さんに手に取って頂いています。
 ECO・BLACKのハチドリは、よくご覧になられるハチドリ(カナダ先住民ハイダ族のアーティスト、マイケル・ニコル・ヤグラナス氏のイラスト)とは別の意匠です。デザインされているのは、ECO・BLACKの原料生産地、エクアドル コタカチ郡の知事であった、アウキ・ティテゥアニャ氏。エクアドル コタカチ郡の珈琲豆から作られたカートカンコーヒーに、知事自らのデザインによるマークがプリントされているのです。
 デザイン料として、購入されたECO・BLACK1本ごとに1円が、エクアドル コタカチ郡に支払われます。このデザイン料は現地で、鉱山問題の解決を始めとして、学校や病院の建設などさまざまな事業に役立てられる資金の一部となります。(田原飲料資料より)
■ 缶を無くし、自販機を無くし、原発を無くしたい
 出かけるとき、あなたはマイ水筒を持っていきますか?
 日本ではどこへ行っても、自販機があります。どんなに素敵な自然の中に入っても自販機があることで幻滅します。自然と自販機は相いれるものではないですね。ヨーロッパではあまり自販機はないそうです。昨年行ったときに確認すればよかったけれど、思いだせばトルコ・ギリシャ・イタリア・フランス・スペイン・オランダ・ノルウェーとピースボートでちょっと立ち寄っただけの国でしたがなかったような気がします。
 日本に50数基もあるという原子力発電所。もし今私たちが原発にたよらないで生きたいと選択しても、50年後くらいにしか止まらない原発。原発に働く労働者やちかくで住む人たちの体への影響を考えて私たちは電気を使っているのでしょうか? 原発のゴミの処理に、過疎の青森県六ケ所に作られた原発ゴミ処理場。本稼働すれば1日に50数基1年間の原発のゴミを処理して空へ海へと放つそうです。もっとこのことに関心を寄せ、子どもたちに何が残せるのか真剣に考えなければならないことです。これは地球全体にかかわることです。マスコミは電力会社の大切なスポンサーなので報道はしないと言われています。
■ 「エコ・ブラック ECO・BLAC」メッセンジャー募集!
 あなたの町の夏祭り、バザーに「エコ・ブラック」で語りかけませんか?
 私たちの子どもたち、その子どもたち、またその子どもたちのために。
 先住民の人たちが伝える知恵「私にできること」を伝えていきましょう。
 あきらめないで・・・。いつか、缶の飲み物が無くなり、やがて自販機は見当たらない日本が来る日を思い描いて。

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