風のたより136号 ピースボートより その7 地中海にて
スエズ運河を通り、エジプトのポートサイド港に着きました。■ ポートサイド(エジプト)から3時間でピラミッド
昨日、早朝5時に出発して、エジプトのカイロにある三大ピラミッド・スフィンクス・エジプト考古博物館を見て夕方帰船しました。■ らくだと少年
紀元前数千年前の超きらびやかな装飾品には目を見張るものがあります。ツタンカーメンの黄金のマスクは美しい。しかしその絢爛豪華な品々の隠された民の暮らしが浮かぶような気もした。でも、ピラミッド建設が奴隷による強制労働ではなく、ナイル川氾濫期の農民に仕事を与える公共事業としての意味があったということを知った。バランスのとれた統治国家だっだのかもしれない。
ガイドさんは、日本語を話すカイロ大学出身の男性。彼のアドバイスにより、彼を介してらくだに乗った。そうでないと遠くへ連れていかれて降りるのに10ドルと言われかねないということです。
2ドルでらくだに乗りました。背景はギザの三大ピラミッド。乗るのがちょっと怖かったけれど、「やってみなければ!!」と挑戦してみました。
10〜15歳くらいの子どもがらくだを操っていました。らくだは上手に順番に足を伸ばし立ち上がり、高い位置でもゆっくりなので楽しむことができました。
一緒にいた女性と写真をとってあげるというので頼んだところ、チップを要求され、その後写真をとってあげるといわれても断ることを学びました。でも、彼らが生きることに必死なのだということを理解します。
帰途で見た、都心を一歩入った道で見たものは、幅10mくらいの川がごみで埋まっていた。水が流れず草がその上にはえているところもある。またその脇には以前そのごみをすくったような泥の山がビニールなどのごみとともに積まれている。都市が機能していない場面を見た。たまたま迂回せねばならない事情で見た車窓でした。
ロバで荷車を引く人、親子でらくだに乗って道行く人もみました。またバス8台ででかけたこのツアーは、コンボイといって8台一緒に運行し、警察に先導されて、車中にもツーリストポリスも乗車してのことで、観光立国の一面を見ました。
明日は、トルコのクサダシという港に着きます。地中海文明の栄えた軌跡を訪ねることになります。教科書では見たけれど.......が実際目の前に繰り広げられると、見聞の確かさ、自分で確かめることの意味を感じるような気がします。