風のたより126号
2008年1月1日
まさに行動の環境元年
ひょっとして間に合わないかもしれない行動の環境元年
でもどうしてもやらなければならない行動の環境元年
動き始めてから数十年くらいかかりやっと気象の変化をもたらすと聞きました。
時間差があることも考えに入れて、今日から、今から!
元旦にNHK BS1で19時過ぎから「カーボンチャンス〜温暖化が世界経済を変える〜」とちょっとわくわく感すら感じる番組を見ました。■ 一年前の元旦はどんな番組をしていた?
@ 将来自然エネルギー40%を目指すドイツ
1998年、緑の党が連立政権に加わったことから、温暖化防止の法律が制度化された。それまで4%の自然エネルギーの割合だった。 例として、2つの事例
A=2000年に再生可能エネルギー法ができ、電力会社がその電気を買う義務を定めた。原価より高く(これは原価が高くつくので)20年間買い取りしなければならない。
村ぐるみで豚の糞などでメタンガスを発酵させエネルギーを生み出しているその村は、大学の教授からのアドバイスでチャレンジしたと言う。
BMWは水素で走る車を開発。
環境と成長は矛盾すると言われてきたが、市場任せでは環境問題は解決しない。ドイツを初め欧州、またアメリカの一部でみせた選択は、発送の転換で、もう一つの選択があることを示した。
新しいエネルギーの産業革命をしなければIPCC(気候変動に関する政府間パネル)が発表した2030年にはペンギンさん、シロクマさんがいなくなるかも?
BS1の早朝のフランスのニュースで今、北極はお湯に氷を入れているようだとで伝えていた。分かり易い説明で危機感を感じた。本気で行動しなければ!
B=自転車で走る道路が整備され、みんなが自転車を利用し、ゴミの分別もしっかりして、コンテストもあり表彰される。また役所に相談出来るところもあり、家を改造するとき補助金も出る。年金生活の高齢者の人達は、自分の代だけを考えずに次世代を考え行動している。それは「自分の暮らしが未来と世界とつながっている」と実感していることを示す。
A CDM(技術提供とCO2削減を交換する)でビジネスチャンスの中国
京都議定書を作成した時、中国は発展途上国の認識で、発展途上国はCO2削減の技術の提供を受け、削減できた分先進国は削減できるというCDMでおおいにビジネスチャンスを得ているということです。
B 原発推進のアメリカ
アメリカは、スリーマイル島の原発事故以来30年間、原発を作ってこなかったのに、ここにきて今33基作られようとしている。その資金を出す投資銀行が、もし完成後電力会社が支払うことが出来なくなった場合、政府が肩代わりするとい条件のもとに融資をするという形でスタートしている。日本の原発事情はほとんど触れなかったが、国の政策として日本も原発推進国であることは、環境後進国といえよう。
やはり原発の情報がしっかり伝わってないことと、地域経済活性化とセットの背景は同じだと想像します。それ以上に大企業の利益追求や大きな力が加わっているのでしょう。
日本の問題として、欠けているのは政治的リーダーシップと指摘があった。その欠けた政治家を選んだのは私達であることから、この行動の環境元年は出発しなければならないと私は思う。
C 未来のことを子孫のことを考えて行動すること、それは希望
番組最後にパネラーに求めた最後の言葉も気に入った。
ある人は、IPCCの代表の人が京都議定書の会議の時に言った言葉を紹介した。
「行動の無いビジョンは白昼夢、ビジョンのない行動は悪夢」
5〜6人のパネラーの中で唯一人の女性は、できることからすることと、未来のことを子孫のことを考えて行動すること、それは希望であると言った。
石炭で大国になったイギリス、石油で大国になったアメリカの経済が転換期に来た。国家のピンチ。日本は政治・外交・経済を転換しなければやっていけないと訴える人もいた。
又他の人は、3つのE,すなわちエコのE,環境のE,エネルギーのEこのバランスを建前論ではなく、取り戻して行くことが肝要だと述べた。
そして、司会者はこの番組の題が示すように、生活のあり方を、社会のあり方を変えて行くチャンスだと締めくくった。
見たいという番組は記憶していない。今回はBS1やNHKで環境問題を元旦から扱っていた。民放も蒼い地球ということで特集を組んでいたが、他の局も、清涼飲料水的役割でなく、もっともっと踏み込んでいろいろな角度から問題を示していって欲しい。できれば今回のように「これはチャンス!」なんだという未来に向けた気持ちの企画で。■ 2008年、行動の環境元年の事始め
もう一つの違った世界を作るために、法で動かすために、まずは私達の意識をかえる原動力を得るためにテレビの出す情報は大きい。NHKのえらい人達が実業界出身ということは、本当の情報提供にはならないのではないかと危惧しています。現場と統制をかけようとするNHK上部とのやりとりは大変だと思う。私達がいい番組を応援しなければ! と思います
。
「自分の暮らしが未来と世界とつながっている」という意識をもつこと。
環境問題も人権問題も巡り巡る一つの星の中、フェア・トレードはその一つを担っていると改めて思いました。
昨年秋に訪れたメキシコ先住民ナワット族のトセパン共同組合の人たちの思いは、ただコーヒーを森の中で有機栽培で作って、フェア・トレードで取引をするという域を超えていると感じた。
まさにトセパン組合の活動が「世界とつながっている思い」があると感じたことで、私にとって、この旅が大変重要な旅であったのだと、今日また新たに思いました。
ps.
感謝・感謝の気持ちでま〜るく、ま〜るくなっていくような私を想像します。ま〜るく、ま〜るくなった私は、ぽ〜ん、ぽ〜んと弾んでどこかへ行くようなそんな思いの元旦スタートです。
今年一年、一人一人の思いと行動がつながっていくといいなと願って、私も行動します。
どうぞよろしくお願いします。