風"s・風のたよりオンライン版


2005/7/27 No.117

風のたより117号

午前中遊んでいた同級生が午後いなくなる。戦争時、子どもだった人が言う
「どうして大人たちは戦争をとめなかったのか?」
今私たち大人は戦争を止められるか? 憲法九条を守れるだろうか?

■ 映画「父と暮らせば」を見ました。7月9日(土)ウィルあいちにて夜
 原爆のヒロシマの悲劇を描きながらも暖かい笑いがあり、広島弁の父娘の会話にこころが和むと解説されていました。井上ひさし原作、宮沢りえ、原田芳雄主演の4日間を描いた、登場人物が数人の舞台のような映画、「おとったん」とお父さんのことを呼ぶ方言がこころに残る映画でした。同じ涙を流すも、私にとってこの時の涙は今までにないものでした。こんなことがあったのか...といまさらながらの思いでした。名古屋での平和映画祭がいつかできたらいいな〜と思うこのごろです。
■ 7月9日(土)は中部大学(春日井)の北京+10の会議で
 人間の安全保障・地球市民フォーラム会議で休憩時間に約150名の人に学生さんも4〜5人手伝って頂きながらフェア・トレードコーヒーを飲んで頂きました。  6月16日のメキシコから 訪日したお二人の話「アグロフォレストリー」(http://www.gaianokai.org/gaianokikaku05-6-16.html)のコーヒーに心惹かれフェア・トレードのコーヒーが「森を守るコーヒー」の思いを強くしその思いでPRしてきました。雨の強い日でした。
■ 7月6日(水)名古屋市西区の平田小学校で六年生81人にフェア・トレードの話
 地球が生まれた時間の流れのなかにいる私たちのこと、地球上の人々とつながって生きている私たちのことを話し、バングラデシュのストリートチルドレンのビデオも見せてハンガーバンケットのワークショップもして子どもたちにはちょっと刺激的だったかもしれません。最後に世界とつながっている私たちの暮らしのなかで、作っている人のことを考えて買い物をすることで、世界中のみんなが人らしい生活ができるようになるということを伝えました。いままで食べていたチョコレートの原料となるカカオが、奴隷のように働かされている状況から出来たチョコとは思いもつかなかったと思います。
■ 7月6日(水)夜「辺野古の基地建設を止める報告会」
 小林正和さん(マシュポ船長)さんは愛知県の出身のかたでリサイクルショップ「ジュゴンの家」に暮らしながらカヌー隊や海上座り込みメンバーとして阻止行動に参加。今年3月には一級船舶免許を取得して、現在では船長として活躍。
 小柄な彼から聞く話しはとても大きなそして重い内容の話しでした。おぼれ死にそうになった時、相手から助けてもらったことがあったり、沖縄のおじいおばあから「生きて帰ってこい」というメッセージを受けて朝早くから出る海での攻防。海でのことゆえ、命がかかっています。言葉では表現できない、またこちらは想像できない日々があると思いました。若者がこのようにがんばっていてくれる嬉しさもあり、皆さんに伝えたり資金援助ができないものかと考えています。ビデオも購入しました。上映会もしたいと思っています。
■ 7月12日(火)大谷ゆみこさんをむかえ公開講座「ピース・アース・フード」
 〜キッチンから未来を変える! 「ピース・アース・フード宣言」をしよう!
 かなり急なそして平日昼の企画でしたが何とか25名くらいの参加者がありました。ほとんどの人が始めて大谷さんの話しを聞くという人でした。アンケートにもありましたが、「私にも出来るかもしれないという前向きな気持ちになり、講座中何度も鳥肌がたち涙がでるような、ワクワクするような不思議な感覚になりました」と20代の女性。かなり印象深かったようです。
サバイバルセミナーを8月25日〜27日の3日間開催します(http://www.tsubutsubu.jp/05know/page/20050717_1.html)。
■ 7月12日夕方からは大谷ゆみこさん主催「天女の集い」に参加
 以前から興味があった「カタカムナ」の話しもあるということで期待をもってでかけました。さすが大谷さん、いろいろ勉強しているな〜と思いました。私もカタカムナの入り口に入ったところですが、日本にもマヤのような高度な文明があったということ、今の日本は世界での重要な位置にあること、知らなければならないことがあります。今回の「カタカムナ」は日本人としての根っこに出会ったような印象です。ヤフーでみたら何と1万件以上、上ってきました。まだ数件見ただけです。 「カタカムナ」暦で生きていこうと思っています。
■ 7月16日(土)昼オーバービーさん名古屋講演会
 79歳!青の燕尾服に赤白の縞ズボン、星模様の帯のついたシルクハットという米政府、または米国民を擬人化したパフォーマンスで登場!伝え方の大切さを考えさせれました。
ゆっくりとした英語で、こころを込め、また我をわすれるくらいの熱弁で語りかけてくれました。憲法九条を世界の憲法にと呼びかけました。朝鮮戦争でB29の副操縦士として従軍。産業システム工学専攻で1981年中部大学客員教授として来日した際、広島で原爆の災禍を知って「地上の被害を考えたことはなかった」と衝撃を受けたという。この広島の話しは新聞からの引用ですがそんなことがあるものか! と思いました。そんなものだとも思いました。それが戦争だと。  この会の最後にGAIAの会(http://www.gaianokai.org/)からのメッセージも依頼を受けていたのでみなさんの前でお話をしてきました。地球は一つの生命体であり、みんなつながっている。一人一人が細胞でみんなが平和を願えば地球の意志としてそちらの方向に行くというような内容を話しました。
■ 7月24日(日)昼 映画「沈黙の森」韓国
 第12回生きている地球の記録〜2004年地球環境映像祭入賞作品上映会〜に参加しました。この映画は朝鮮半島は長い間ヒョウ・トラ・キツネ・シカ・ツキノワグマの豊かな生息地だったが、20世紀にはいりそれらは一瞬のうちに消え去った。北朝鮮との境にある中国の延辺へ行って野生動物の痕跡を探しにでかけたが、危機的で惨めなのものだった。………と解説にあるが、私にとって特に印象的だったのは中国で、熊の胆汁を生薬として売る為に(主に韓国人が買う)、体よりちょっと大きいくらいの檻の中にいる熊は生きながらにして、注射針を刺され胆汁を取られる姿があったこと。しかもかなりの数の熊たちは、秘密裏に行われているものではなく、その会社のPRとして客にCDで手渡されているという。生き物という概念ではない。また買い手は、市場経済の発展の恩恵で豊かになり、次に求めたのは「健康」を手に入れるための動物を犠牲にした生薬。経済の発展とは一体なんだろう? 人という自然の一部であるはずの存在は、自ら首を絞めていることすら気がつかず、もっともっとと欲を増す。滑稽な姿。それは先進国の一様な姿。良いも悪いもぐるぐる回る。同じ回るなら良いほうに回したい。子どもたちの為に。この熊たちの写真は、数年前に東京代々木のアースデーの会場で見た。が今回は動く映像ゆえに印象深く、今もなお檻のなかで苦しむ熊の姿が目に浮かぶ。
■ あなたにとって「平和」とは?
 の問いに、私は「人が人として暮らしていける世の中」と思っていましたが、地上の他の生き物のことに及びませんでした。傲慢な人間は敬虔になり、命あるものがその本来の命を全うできる地球であることが「平和」だと思います。

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